昨日は今年度の終業式でした。3年生が卒業し、1,2年生のみの体育館は少しゆったり、でも寂しい感じもしました。4月にはここに360人増えると思うと、その更なる活気が楽しみで仕方ありません。暖かな今朝は校内の桜の様子をチェックしました。少し色づいた蕾が顔をのぞかせている枝もありましたが、開花にはまだ時間がかかりそうで、この分なら2週間後の始業式や入学式にはちょうど満開かな、などと勝手な思いを巡らせておりました。
終業式の私のメッセージは、昨年とほぼ同じ内容ですが、下記いたします。
皆さん、おはようございます。第3学期の終業式にあたり、私から少しお話しさせてください。学年末考査以降、既に1か月ほどが経過しましたが、この期間を活用して、学習面や生活面で今年度を振り返ってくれているものと思います。もし不十分な人がいたら、この先令和7年度の始業式まで2週間以上ありますので、これから先を見据えた新学年のスタートが切れるように、気持ちも含めてしっかりと準備をお願いします。
さて、私から4月からの新入生の入学者選抜について触れたいと思います。先週の金曜日に一般入学者選抜の合格発表があり、先に帰国生選抜で決定していた合格者とあわせ、4月から皆さんの仲間となる新入生63期生が決まりました。今年も受験生の自己申告書に目を通しましたが、学校説明会やクラブ見学、文化祭等で、皆さんが充実した高校生活を送っている姿に憧れ、皆さんのような高校生活を送りたい、と箕高を志願した受験生が多くみられました。このように皆さんは既に後輩たちに見られている立場です。そのことは十分心に留めておいてください。また1-2年前のことですので、皆さんが箕面高校を受験する際に、自己申告書で何を書いたか忘れてしまったかもしれませんが、その中で皆さんが「箕面高校に入ったらこうしたい、ああしたい、こんな自分になりたい」として書いてくれたこと、それがまさに皆さんの入学前の初心であり、原点です。その気持ちを忘れてはいませんか?この機会に是非思い出し、今の自分の見つめ直しとこれからの方向性の確認の一助としてみてください。
また、時が前後しますが、2月28日、第60期生の卒業式では、皆さんの先輩たちが箕高を巣立っていきました。厳粛な雰囲気の中、素晴らしい卒業式でした。3年間を通じて、勉学や行事や部活動に、また、生徒会活動など多岐にわたって頑張った卒業生たちは、とても輝いて見えました。皆さんも、先輩たちの後に続き、更にはそれを乗り越えて、箕高のChallenge精神を受け継いでいってほしいと思います。
新3年生となる皆さんは、何よりも自らの進路希望を達成する大切な学年となります。先ほどお話しした、新学期を迎えるにあたっての準備をしっかりと行い、心身ともにスムースに箕面高校の最終学年がスタートできるよう、これからの2週間を充実させてください。
また、新2年生となる皆さんは、学校行事や部活動などの中心になる学年となり、また、授業の内容もより高度になる中で、2年後の進路実現を見据えた、これも大切な学年となります。様々な点での1年生のおさらいをお願いします。いずれの学年も、明日からの春休みが皆の将来において貴重な時間であったと後から振り返って思えるような日々になることを願って、私からの挨拶とします。
