4月5‐6日の週末は大阪も桜が満開、天気は晴れ、この時期らしい気温でとても快適な2日間でした。私は神奈川の自宅から来阪していた妻と一緒に、5日の土曜日は桜を愛でるために万博記念公園に出かけました。ここに来るのは29年ぶり、当時3歳だった娘(今は来月5歳になる孫娘の母親)が迷子の呼び出しをされたことを思い出しました。桜の美しさは、写真ではなかなか伝わりませんが、一言でいうと圧巻でした。
1970年当時は、私自身は横須賀に住んでいて、大阪まで来ることは叶いませんでしたが、岸和田生まれの妻は何度か万博見学に来たようです。5日は太陽の塔の内部見学ができたので、岡本太郎氏の芸術に触れました。これが塔の内部です。(左の写真は塔の内部を下から眺めた図。分かりづらいですが、微生物から始まってヒトに至る生物の進化が示されています。右の写真は、塔の腕の内部です。)
1970年万博にタイムスリップする企画も行われていました。日中国交正常化前ですので、中華民国のパビリオンはありましたが、中華人民共和国ではないことを、今更のように納得しました。パビリオンの案内役の方の衣装にも世相を感じました。今週末からいよいよ始まる2025大阪・関西万博はどんな思い出を日本や世界の人たちに与えてくれるでしょうか?とても楽しみです。
(下記、当時の入場券代です。1日券の最高値が800円。昨日私が買った、2025大阪・関西万博の7月18日まで入場可能な1日券が5,000円です。)
そして翌日6日は、昨年11月のPTAバスツアーで訪れた、奈良市内の「ならまち」が舞台となった映画「35年目のラブレター」を、結婚36年目の妻と一緒に観ました。ロケにはこの「ならまち」に加え、今年1月まで25年間居を構えていた千葉県佐倉市の街角も使われたようです。映画の内容はネタバレになるので書きませんが、夫婦・家族のありがたさと大切さがあらためて心に沁みる作品でした。主演女優の原田知世さんはデビュー時からのファンです。鶴瓶師匠や上白石萌音さん、重岡大毅くんも好演でした。上映後に鼻を啜る音があちこちで聞こえたのは花粉症のせいではないでしょうね。
こうしてリフレッシュ出来た週末を経て、明日は始業式、そして入学式。今月初の教職員の皆さんの様々な準備を経て、いよいよ箕面高校の令和7年度が本格的に始まります。いろいろなことがあるでしょうが、生徒諸君の成長と幸せを願いながら、学校関係者みんなの笑いが絶えない1年にしたいと思います。皆さん、よろしくお願いします。
