新しい知識と既習内容を結びつけ、思考力判断力表現力の育成にも効果的であるとされているパーラメンタリーディベートに関する教職員研修を2時間実施し、先生方も学びを深めました。
パーラメンタリーディベートとは、一つの論題に対し、肯定と否定チームにわかれ、各チームが第三者を説得させるパブリックスピーチ型のディベートです。
論題は、社会、政治、倫理、環境、国際問題など多岐にわたります。論題が発表されてから、15~30分程度の短い準備時間の後、ディベートを開始します。ディベートをする人は、肯定か否定チームのいずれに属するかを自ら選ぶことはできず、自身の意見とは異なる観点からの主張も考えなければならないことがあります。
世界では、教育現場にてパーラメンタリーディベートが広く導入されており、ブレア元首相などパーラメンタリーディベートの経験を活かし、多くの人々がグローバルに活躍されています。
今回の教職員ワークショップを通じて、平素の授業のことを再度見つめ直したり、冷静に意見を述べ合い、反論や合意形成を図るおもしろさ、難しさを改めて考えることができました。
