【校長ブログ】放送部が全国大会出場の報告に来てくれました。


7月に東京で行われた第70回NHK杯全国高校放送コンテスト、そして8月に鹿児島で行われた、第47回全国高等学校総合文化祭の放送部門に箕面高校放送部からそれぞれ2名が出場しました。NHK杯は、現代に生きる高校生の豊かな人間性の育成と、未来への展望をもつ人間としての成長をめざし、校内 放送活動をメディアリテラシーの実践として位置づけ、情報発信としての放送活動の発展をはかるために開催されています。また、全国高等学校総合文化祭は,高校生の創造活動の向上と相互の理解を深めることを目的として,芸術文化活動の発表を行う高校生の文化の祭典です。
NHK杯には朗読部門に2年生の福本君が、アナウンス部門に同じく2年生の寺尾さんが出場、また総合文化祭には3年生の池邊さんがアナウンス部門、2年生の福本君が朗読部門に出場しました。
アナウンスや朗読をするにあたり、心がけていることとして3人が異口同音に言ってくれたのは、自分自身として満足するように上手に話すというところに留まらず、聴かせる相手のことを考えて伝えていくということ。この言葉を聞いて私自身ハッと想起したのは、校長として話をするときに自分の言いたいことを伝えるだけ、独善的な話になっていないかということです。相手への思いやり、利他の心があってこそ初めて相手にこちらの思いが伝わるもの。放送部のみんなに教えられました。
これから池邊さんは次のステップへ進み、また2年生の二人は部の最上級生となりますが、今回の大会の経験含め、今までの放送部での活動を糧にして、更に大きく羽ばたいてくれることでしょう。引き続き応援していきたいと思います。