先週の土曜日(12月14日)に今年度第2回めとなる学校説明会を開催しました。朝から冷たい小雨が降る天候でしたが、開始前には止み、寒い中700人を超える中学生と保護者の皆さんが集まってくれました。今回はスケジュール上、前回行った体験授業は割愛し、通常の説明と部活動見学、個別相談会という内容です。
私からの説明で今回強調したのは、探究授業の意義についてです。今回初公開の、自身作成のオリジナルの図で、教科・科目が示すタテと、それらにヨコ串をさす形で認知能力と非認知能力を駆使しながら、課題の発見、分析と解決に導くことで、巡り巡って教科・科目の理解充実にも繋がるということをお示ししました。説明会後には、中学生よりも、保護者の方からご説明した内容に対して多くのコメントやご質問をいただきました。いずれも前向きなお話で、大変心強く感じました。
生徒会のみんなからの説明は2回目ともなると更にレベルが上がり、恒例のクイズに、グローバル科の特色説明も加えてもらい、中学生の心に響いたものと思います。全体を仕切ってくれた放送部の皆さんや週末にご対応いただいた教職員の皆さんにも感謝です。
大阪府全体のみならず、この北摂地区でも中学校3年生の数が昨年よりも減少している一方、私立高校専願率が4分の1を超えたと報じられており、私立無償化の状況下、公立高校としては自校の特色や良さを知っていただくことの重要性が従来よりも遥かに増しております。様々な機会をとらえて箕面高校の魅力を発信し、多くの中学生が箕面高校に興味を持ってくれることを願い、そのためにも日々の教育の実践に勤しまねばと心を新たにした次第です。