今日は4月27日。日曜日ですが生徒健康診断のために登校日となっており、トータル13名の内科医、歯科医の先生方も検診に来てくださり、賑やかな春の日となっています。そして、新年度新学期特有の忙しさを感じた4月が瞬く間に過ぎていこうとしています。今日は始業式・入学式以降の4月の様子を振り返ります。
4月10日(木)は授業スタートの日。今年度から更にグレードアップする総合的な探究の時間(総探)も始まりました。箕面高校で初めて総探に接する1年生に対しては、私から直接体育館で、当校のグラデュエーションポリシー(卒業する時に、こんな力を身につけた生徒になってほしい、というもの)から見た総探の授業の位置づけと意味づけを説明しました。アドミッションポリシーを意識した自己申告書を書いて入学したばかりの1年生に、いきなり卒業する時の姿を意識させるのは些か飛躍しているかもしれませんが、いえいえ、この時期だからこそ重要であると思っています。今日は消化不良でも、今後ことあるごとに今日の話に立ち返り、自分自身で考え、行動してくれることを期待します。
4月12日(土)には、箕面市メイプルホールで吹奏楽部の定期演奏会が開かれました。部員一人ひとりが自分の持ち場をこなしながら、チームワークを発揮して足し算ではなく掛け算でパフォーマンスを示してくれた姿に感動しました。昨年よりも更に音が元気よく、大きく響いていたように思います。川口先生の指導力、戎末先生の好MC、更には受付等でサポートくださった先生方にも感謝です。3年生はこれで引退と聞きましたが、1年生の入部により、ますますパワーアップするであろう吹奏楽部の今後の活躍に期待しています。
4月19日(土)は、校長協会主催の退職・退任校長と新任校長の歓送迎会が、総勢200名超の参加を得て、ホテルアウィーナ大阪で行われました。2年前に右も左もわからず、知っている方もほとんどいない中で初めて参加した時の戸惑いを思い出します。今年度の会では式典の部、宴の部両方の司会を仰せつかりました。式典は無難に、宴では多少なりとも場の盛り上げに貢献できたかと思います。こういった大きめの会合の司会は久しぶりでしたが、自分としては何ら苦もなく、いつも楽しくやらせていただいています。退職・退任された校長先生のますますのご健勝とご活躍を祈っています。
4月21日の週は校外の会議で忙しくしていました。22日は校長理事会。今年度は国際関係科部会の委員長の役回りですので、その立場での出席です。23日は、その国際関係科部会を今年度初開催、25日は近畿2府4県の国際関係科部会の理事会でした。どの会合でも話題のキーワードは、姉妹校交流、帰国生選抜も含めた新入試制度等。今年度はこれらに加え、選抜制度改革に絡んだアドミッションポリシーの検討、スクールデザインの策定にも関わる広報対応等が重要なテーマです。
そして最後に、昨日26日には新旧PTA実行委員会が開かれました。例年このタイミングは、先般卒業した生徒の保護者の方々も前任者として参加されますので、4期(今年は60~63期)に亘る保護者の方々が揃われるという稀有な状況になります。学校経営に携わるものとして何よりもありがたいのは、当校のPTA加入率は全学年100%であること、また役員や実行委員にも保護者の方が積極的になっていただけることであります。保護者の皆様の熱い思いや大きなサポートに応えるべく、我々教職員は更に気持ちを引き締めて学校運営にあたっていきたいと思います。その思いを改めて確認した日となりました。
来週の連休の狭間の3日間は授業公開、学年・学級懇談会が行われます。保護者の皆様に、生徒たちの様子と箕面高校をもっと知っていただく大事な機会になりますので、教職員一同緊張感をもって取り進めていく所存です。
