【校長ブログ】大阪・関西万博 グローバルトークイベント~SDGsについて考えよう~


4月13日(土)に、大阪梅田の常翔ホールで、2025年日本国際博覧会協会(万博協会)主催の標記イベントが開催されました。これは、海外の視点も交えて学生達がSDGsについて考える機会を創出するために、万博協会が国際連合開発計画(UNDP)・総領事・学生を招いて開催するイベントです。
今年1月のLETS合同発表会における、当校代表チームによる口頭発表のテーマが、SDGsの切り口から万博の巨大リング再利用であったこともあり、小職ロサンゼルス駐在時代から旧知の、現万博協会海外コミュニケーション部長にLETS合同発表会をご覧いただいておりました。そのご縁で、今般のイベントでその時の発表の内容を参加者の前でお話ししてほしいとの要請があり、生徒諸君の意向も確認し、当日の発表に至りました。
当日は、万博協会 副事務総長のご挨拶、副理事のウスビ・サコ氏の基調講演に続き、UNDPの取組紹介が恐竜キャラクターのフランキーの登場も得て行われました。その後、オランダとオーストラリアの総領事やドイツの万博パビリオンディレクターからの講演があり、いよいよ学生からの取組紹介ということで箕面高校3年2組の5名が登壇。万博・SDGsというキーワードでの取組や検討の中で、特に木造建造物であるGrand Ringの再活用についてのプレゼンが始まりました。説明はAll Englishでそれぞれが堂々と分かり易く発表を実施。木造建造物の角材を表札に加工して、全て販売すれば試算で6200億円の売上になる、と提案した場面では総領事、万博協会幹部を始め、会場から大きな歓声が上がりました。
その後の参加者によるトーキングセッションでも、突然の質問にも拘らずしっかりと受け答えをしてくれて、またNHKや読売新聞の取材にも的確に対応している姿を見て、とても頼もしく、また感動しました。このイベントに参加してくれたみんなにとっては、忘れられない一日になったことと思います。またこれを機にこのようなイベントに他のみんなも参加し、自らの殻を破りながら新しい自分探しに挑戦してくれることを願っています。参加したみんな、お疲れ様でした。そしてこのアイディアが本当に実現したら嬉しいですね。

万博まで1年 恐竜が気候変動対策を訴え 大阪|NHK 関西のニュース