本日、2学期の終業式を行いました。寒い朝でしたが、今の3学年が一堂に会する機会はこの終業式しかないとの判断から、体育館での開催としました。そのことにも触れながら、また、あまり長くならぬよう意識して、下記のようなメッセージを生徒達に送りました。
<令和5年度2学期終業式 校長メッセージ>
皆さん おはようございます。
8月末から4か月近くに亘った皆さんの第2学期が、今日で終わります。
2学期は、3年生は文化祭で全校を盛り上げてくれた後は、進路に向けて舵を切った時期と思います。
2年生は修学旅行という大きな行事を経験しながら、探究学習の深化で幅を広げ、またクラブに属している人は部の中心として忙しい日々だったのではと想像します。
また、1年生は、芸術鑑賞が実現叶わなかったのは残念でしたが、生活面や学習面で箕高生としての自覚を深めてもらった時期かと思います。各学年各人、意義のある2学期だったでしょうが、私が一番うれしいのは、この冬一番の寒い朝となってしまいましたが、今日こうして3学年が一堂に会する機会を持てたこと。体育祭以来だと思いますし、おそらく今日の3学年のメンバーがこうしてそろうのは今日が最後ではないかと思います。今日、何気なくみんな顔を合わせていますけれど、間もなくこの当たり前の日常が日常ではなくなります。よって、この一瞬一瞬を大切に生きていきましょう。
さて、3年生の大半はここからとにかく進路実現に向かってまっしぐらですね。体に気をつけて全力で頑張ってください、と言って励ますくらいしか私は出来ませんが、ここでもう一度私が2学期の始業式で伝えた、一つの方程式を思い出してください。それは
「物事の結果」=「能力」 X 「 熱意」 X 「 心の在り様、心の持ち方」
というものでした。最後のポイントが大切です。苦しい時もありましょうが、プラス思考で前向きに、自分の成長を楽しんで頑張ってください。ここから皆さんは間違いなく伸びます。また、既に進路が定まっている3年生もいますね。みんなも、ここから春までの努力が極めて重要です。次のステップでやりたいことを思い描きながら、しっかりと高校の総仕上げを進めてください。
2年生と1年生は、来年に向けてこの年末年始は、今一度自分の現状を振り返ってみてください。生活面、学習面等で、自分が思い描いていた状況にあるのであれば、来年はさらにその調子を上げていきましょう。必ずしもそうでない人は、来年に向けた課題認識と目標設定を始めましょう。社会人が仕事を進めるにあたり、PDCA(Plan、Do、Check、Action)という言葉を使いますが、これは生徒の皆さんにも重要なサイクルです。マインドとしてしっかりと植え付けておくと良いと思います。
そして今年も今日を含めてあと10日になりました。楽しかったこと、嬉しかったこと、ちょっと辛かったこと等、いろいろありましょうが、それらすべて我々が人生を紡いでいる証拠。頑張った自分を褒め、周りの人に感謝し、そして言わなければいけないけれど言えていなかった「ごめんなさい」があるとしたらそれも今年中に言ってしまって、新しい年を迎えましょう。年明けに元気にお会いできることを楽しみにしています。
それでは、I wish you all a Merry Christmas and a Happy new year!
