【1年生 人権ホームルーム】


5/16(木)6限、1年生のHRにて人権教育のための講演会を実施しました。講師は暮らしネットワーク北芝から丸岡様、中島様にお越しいただきました。

講演は和太鼓から部落差別を考える内容でした。まずは和太鼓の演奏から始まり、その迫力に生徒たちは圧倒され感激しました。

続いてスライドを用いて、部落差別の歴史的経緯や和太鼓とのつながりを学びました。その後、差別に対する不条理さ、あるべきとらえ方を一人一人の生徒がよく考えさせられる講演でした。

生徒にとって差別に関して深く考える機会となったようです。

以下、生徒アンケート結果です。

自由記述

部落差別というものは、名前しか知らなかったので、しることができて良かったと思う。無意識のうちにも差別はあるのだろうなと思った。この世の中を良いものにしていくことはとても難しいことだと感じたけれど、取り組んでいかなければならないと思った。

最初は、和太鼓と人権問題の何が関係があるんだろうと思っていたけど、話を聞いて差別を解消したいという思いが伝わった。

太鼓の中なんてみたことがなかったから中に名前が書いてあることを初めて知った。太鼓を作るのはすごく技術がいることだと思うし、自慢できることなのに、見えるところに名前が書けないのは絶対おかしいから変えるべきことだと思った。

太鼓がかっこよくて、それから繋がる人権問題をちゃんと解決していきたいです。

自分は部落とかよく知らなかったけど、その人達が差別を受けていたら無視するのではなくて、助けを出すことが差別を無くす事にとても大切だと思いました。

太鼓と部落差別って関係がないと思っていたけど、太鼓職人さんのお名前が内側に書いてあることを初めて知りました。確かに、太鼓に名前は書いてないし考えたこともなかったけど、江戸時代という昔のようにも思える習慣が、今日まで知らず知らずのうちに引き継がれていることに少しだけ恐怖を覚えました。私達も知らない間に差別の対象として人を分けているかもしれないからです。

差別はいけないという言葉だけで終わらせずきちんと実行してなくすことを目標にして行動しなければならないと思いました。